世界大百科事典(旧版)内の盆山城の言及
【金海加羅】より
…6世紀前半には,新羅,百済の侵入に対抗するため,加羅諸国を糾合し,その盟主になったこともある。王宮址は明らかでないが,王都防衛の盆山城は後世も利用し,その威容をとどめている。新羅に降服したのちも,旧王族がこの地を支配し,旧王室の後裔から金庾信・文武王の母文明皇后などが出たので,672年にこの地を金官小京とし,757年に金海小京となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」