盆庭(読み)ぼんてい

世界大百科事典(旧版)内の盆庭の言及

【盆石】より

…また伝書も種々あらわれ,《蒹葭堂盆石志》《盆山秘言》などが読まれている。盆石は中国の仮山と同じく,本来石だけを盆に据えて鑑賞するものであったが,後には盆山,盆景,盆画,盆庭などと呼ばれる縮景の遊びも含むようになった。盆山,盆景などの語は一様の定義を下しにくいが,まず丸盆や楕円形の盆,扇盆などに石を置き(盆石では〈立てる〉という),これに小さい添え石を二,三あしらい,次に定規,羽などを用いて砂をまき(盆石では〈打つ〉という),波や雲,月などを描きだす芸である。…

※「盆庭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む