《益田池碑銘幷序》(読み)ますだのいけひめいならびにじょ

世界大百科事典(旧版)内の《益田池碑銘幷序》の言及

【益田池】より

…面積は40ha前後であったと推定される。完成時に空海によって撰された《益田池碑銘幷序》によると,822年(弘仁13)藤原三守と紀末成とが,干ばつに備える一方,開墾促進を目的に造池を計画し,嵯峨天皇の許可を得,空海の弟子真円とともに工事に着手した。その後,伴国道(とものくにみち),藤原広敏に受け継がれ,825年(天長2)に完成,6郡の田を潤したという。…

※「《益田池碑銘幷序》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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