監州(読み)かんしゅう

世界大百科事典(旧版)内の監州の言及

【宋】より

…通判は地位こそ知州よりやや低いが,知州の副官や属官ではなく,権限は知州と対等で,共同して州の行政を担当するものであった。しかも知州の行動を監視し,随時朝廷に報告したので,通判は監州ともよばれ,知州にとってはうるさい存在であった。末端の県の官吏は,五代のとき軍閥に籠絡されて,そのなすがままになっていたので,ここでも中央の官員を知県に任命し,政府が直接に県政を掌握することにした。…

【通判】より

…また通判は州の公事を朝廷に直奏することができた。設置の初めは監州と称し目付役的性格が強かったが,しだいに副官化し明・清にうけつがれた。【草野 靖】。…

※「監州」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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