世界大百科事典(旧版)内の盧舎那法界人中像の言及
【華厳経美術】より
…したがって華厳経美術は,本尊の盧舎那仏と善財童子善知識歴参図を中心に展開することになる。
[盧舎那法界人中像]
敦煌千仏洞の壁画や敦煌出土の仏画中には,胸の中央に須弥山(しゆみせん),双肩に日月や諸天,下半身に人間,阿修羅,畜生,餓鬼,地獄など三界,六道の諸法を図示した像がある。この系統の像は東トルキスタン南・北道の壁画や出土品にも散見される。…
※「盧舎那法界人中像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」