直接噴射機関(読み)ちょくせつふんしゃきかん

世界大百科事典(旧版)内の直接噴射機関の言及

【ディーゼルエンジン】より

…また,この無気噴射方式への努力は,予燃焼室機関(1909)および渦流室機関(1926)などの副室式機関をも誕生させた。これらの副室式機関は直接噴射機関に比べて混合気形成が短時間で行えるため,高速回転に適し,機関の軽量化を可能にし,自動車駆動への道を開いた。ただし実際には,経済性を最重視する中・大型商用車では熱効率の高い直接噴射機関がもっぱら用いられ,また近年,乗用車にも一部で利用されるようになっている。…

※「直接噴射機関」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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