最新 地学事典 「直接水準測量」の解説
ちょくせつすいじゅんそくりょう
直接水準測量
direct levelling ,precise levelling
水準儀と標尺を使って2点間の高さの差を決定する測量。水準儀を水準面に平行に置き垂直に立てた標尺の前視・後視の読みの差をとれば,2本の標尺を立てた2点を通る水準面間の距離がわかる。これを次々と続ければ遠く離れた2点間の高さの差を読定値0.1mmまでの精度で決定しうる。しかし,このような手続きで求められた高さは,相となる水準面が必ずしも平行ではないことから,オーソメトリックな高さにはなっていない。これを求めるには観測結果に重力補正を加える。この補正は標高1kmの山地で約10cm程度になる。水準測量には一等・二等の区別がある。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

