世界大百科事典(旧版)内の相対会の言及
【小倉清三郎】より
…5年にわたる在学中,H.エリスの著作に接し,性の問題を科学的に究明する決意を固めた。1913年,《相対会第一組合小倉清三郎研究報告》第1集を発行。大正デモクラシーの機運に乗って,一時は平塚らいてう,坪内逍遥,芥川竜之介,大杉栄ら多彩な顔ぶれの会員を擁したが,17年に第9集が出版法違反に問われ,法廷闘争の末,3年後に無罪をかち取った。…
※「相対会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」