世界大百科事典(旧版)内の真の沢の言及
【奥秩父】より
…奥秩父を代表する名山は甲州,武州,信州の境となっている甲武信ヶ岳で,東方に荒川,北方に千曲川,南方に笛吹川の源流が発し,山頂からの展望は雄大である。荒川の源流真の沢は東流して川又で滝川を,二瀬で大洞川を,落合で中津川を合わせてしだいに大きくなり,深いV字谷を刻み,支流にある中津峡その他の美しい峡谷を形成した。荒川の豊富な水力資源を利用すべく進められた総合開発事業の基幹施設である多目的の二瀬ダムは1961年完成し,秩父湖も出現して新しい名所となった。…
※「真の沢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」