世界大百科事典(旧版)内の真性特異点の言及
【特異点】より
…領域Dで定義されて,各点で正則であるか極であるような関数は,Dで有理型であるというが,このような関数は,極では値が∞であると考えて,正則関数とある程度同じように扱うことができる。次に,主要部の係数で0でないものが無限個存在するときは,aをfの真性特異点という。このときは,zのaへの近づき方によって,f(z)は任意の値に近づきうる(ワイヤーシュトラスの定理)。…
※「真性特異点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」