世界大百科事典(旧版)内の真鳥類の言及
【鳥類】より
…しかし,現生の鳥類が始祖鳥のような段階を経て爬虫類から進化してきたという意味で,始祖鳥は鳥類の祖先ということができる。始祖鳥
[真鳥類の出現]
ジュラ紀からは始祖鳥以外に鳥の化石は見つかっていないが,次の白亜紀からは,少なくとも7目12科37種の鳥が知られている。そのうち,ヘスペルオルニスHesperornisというアビに似た潜水鳥とイクチオルニスIchthyornisというアジサシに似た海鳥は,始祖鳥と同様に歯をそなえていたが,その他のものはあらゆる点で完全に鳥であったようである。…
※「真鳥類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」