矛盾教会法令調和集(読み)むじゅんきょうかいほうれいちょうわしゅう

世界大百科事典(旧版)内の矛盾教会法令調和集の言及

【グラティアヌス教令集】より

…1140年ころボローニャのカマルドリ会修道士ヨハネス・グラティアヌスJohannes Gratianus(?‐1160ころ)が編纂した教会法の法令集。グラティアヌス教令集は通称で,正式名称を矛盾教会法令調和集Concordia discordantium canonumという。全体は3部に分けられ,聖書,公会議決議,教皇令,教父文書,ローマ法などから採録された約4000の法文がテーマ別,年代順に配置されている。…

※「矛盾教会法令調和集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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