世界大百科事典(旧版)内の矢筈ヶ山の言及
【大山】より
…その時できたすそ野は長い年月の間に放射状谷に深く刻まれながらも,北および東斜面に広く残っている。旧期大山の山体上部はその後陥没によってカルデラとなったが,現在の船上山,矢筈ヶ山(やはずがせん)(1359m),甲ヶ山(かぷとがせん)(1320m)はカルデラの外輪山である。新期大山の主体はカルデラ内に噴出した弥山で,黒雲母角セン石安山岩からなる直径約5kmの巨大な溶岩円頂丘である。…
※「矢筈ヶ山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」