世界大百科事典(旧版)内の石原式色盲検査表の言及
【石原忍】より
…ドイツに留学,陸軍一等軍医正(のち軍医少将)の資格のまま22年東大教授となり,在任18年に及び,その間医学部長にも就いた。選兵方法改善という自らの現実的な課題もあって,視力表と色盲表の研究にとり組み,〈日本視力表〉〈石原式色盲検査表〉を確立し,後者は1917年欧文でも公表され,国際的にも認められ,主として色覚検査のスクリーニングに用いられている。ほかに眼科学全般に及ぶ業績があり,その教科書は広く用いられた。…
※「石原式色盲検査表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」