世界大百科事典(旧版)内の石油・ガス比の言及
【エネルギー資源】より
… 天然ガスは石油とともに噴出するケースが多いために,天然ガス資源の推計の有力な手法は,石油の生産量に関連づけて行うものである。具体的には,石油が1m3くみ出されるときに,いくらの天然ガスが付随して回収されるかの割合を石油・ガス比と呼ぶが,これを手がかりに天然ガスの埋蔵量が計算される。この石油・ガス比は,地域によって大きな差があり,最小はスペインの石油1m3当り天然ガス10m3であり,最大はノルウェーの石油1m3当り天然ガス450m3である。…
※「石油・ガス比」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」