石油緊急時融通システム(読み)せきゆきんきゅうじゆうずうしすてむ

世界大百科事典(旧版)内の石油緊急時融通システムの言及

【備蓄】より

…この場合まず,参加国は基準消費量の7%の消費節約を行い,次いでこれによってもカバーされない不足分については,石油備蓄の取崩しで補充する,さらにそれでもカバーされない場合,IEA参加国からの融通に依存することができるとしている。これが〈石油緊急時融通システム〉と呼ばれているものである。このシステムについては,果たして緊急時に間に合うかどうか疑問とされ,緊急時が発生する以前の〈ミニクライシス〉の段階で備蓄の取崩しを行うことが重要とのアメリカの主張を受けて,現在IEA内で検討されている。…

※「石油緊急時融通システム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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