石灰岩台地(読み)せっかいがんだいち

世界大百科事典(旧版)内の石灰岩台地の言及

【台地】より

…狭義には古期岩の水平層から成る台状の地形,すなわち〈大陸台地〉をいう。地形学的台地には大陸台地のほかに溶岩台地,石灰岩台地,火山灰砂台地,洪積台地が含まれる。日本の例では淀橋台,小日向(こびなた)台,富士見台など〈○○台〉の地名の場所は台地地形の一部で,多くは洪積台地にあたり,一方,秋吉台,平尾台,帝釈台,阿哲台などは石灰岩台地にあたる。…

【地形】より

…帝釈峡(広島県),太魯閣(たろこ)峡谷(台湾)などがその例である。また平尾台(福岡県)や秋吉台(山口県)は石灰岩台地と呼ばれ,山地内部に台地の形で見られる例である。隆起準平原面遺物のうち石灰岩の部分だけが硬岩のため周囲を急崖で囲まれた広い小起伏面の形で残されるわけである。…

※「石灰岩台地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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