世界大百科事典(旧版)内の石炭生産量の言及
【石炭鉱業】より
…他方,こうした労働環境はまた,労働者間の強い連帯を生む要因ともなったので,イギリスに限らず,工業化を経験したほとんどの国で,炭鉱労働者の組合は労働運動の中核的存在となった。【川北 稔】
[石炭生産]
石炭生産量は,1910年には世界全体で約11億tであったが,第2次大戦後の50年代に急激に伸び,50年の14億tが60年には20億tになっている。その後,石油の出現もあって生産量は一時停滞するが,70年代の2度の石油危機を経て再び増加しはじめ,94年には33億tに達している(表2)。…
※「石炭生産量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」