世界大百科事典(旧版)内の石狩場所の言及
【石狩[市]】より
…北東部には厚田丘陵,石狩台地の一部を含むが,町域の主要部は砂丘地とその背後の低地で,石狩川が町域を横断する。慶長年間(1596‐1615)石狩場所が置かれて以来,長くサケ漁,ニシン漁を主とする漁業の中心地となり,明治に入ると小樽の開港までは石狩平野の門戸の役割を果たし,札幌をはじめ石狩川流域の中継点として発展した。その後漁業が振るわなくなって,水田を中心とする農業地帯となり,第2次世界大戦後は砂丘地への水田の造成も進んだ。…
※「石狩場所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」