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石膏チョーク(読み)せっこうちょーく

世界大百科事典(旧版)内の石膏チョークの言及

【白墨】より

…天然にチョーク(白亜)として産する炭酸カルシウムを原料とするものと,石膏(せつこう)を原料とするものがある。1873年フランスから輸入された石膏チョークをもとに大阪の杉本卯之助が製法の研究を始め,2年後には中国産の石膏原石を焼石膏にしたものを砕いて水と混ぜ,スズ(錫)製の型に流して作ったという。初めは石盤に字を書く蠟石の代りに用いられたため蠟石と呼ばれたが,黒板の普及とともに需要も増加し,国産の石膏原石も使われるようになった。…

※「石膏チョーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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