世界大百科事典(旧版)内の破傷風免疫ヒトグロブリンの言及
【破傷風】より
…過去に1~2回トキソイドを注射してあればこれで破傷風を防ぐことができる。外傷の程度が重い場合や,土砂に汚染されていたり,受傷後6時間以上経過した者,広範な火傷や熱傷を受けた者は,トキソイド注射のほかにさらに破傷風免疫ヒトグロブリン(TIG)を250~500単位筋肉注射する。約1月間発病予防効果があるが,火・熱傷患者では3~4日後にTIGを追加注射する。…
※「破傷風免疫ヒトグロブリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」