世界大百科事典(旧版)内の硫酸ストレプトマイシンの言及
【ストレプトマイシン】より
… 化学構造は,ストレプティジンstreptidine,ストレプトースstreptose,メチルグルコサミンmethylglucosamineの3部分から成り,アミノ配糖体抗生物質に属する。現在は硫酸塩C21H39N7O12・11/2H2SO4として用いられ,日本薬局方名は硫酸ストレプトマイシン。かつてはストレプトマイシンのストレプトースの部分を還元したジヒドロストレプトマイシンも作られ,ストレプトマイシンの前庭神経障害とジヒドロストレプトマイシンの聴覚神経障害を半減する目的で,両者の硫酸塩を1対1の比で混合した複合ストレプトマイシンも製造された。…
※「硫酸ストレプトマイシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」