世界大百科事典(旧版)内の碁将棋所の言及
【将棋】より
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[江戸時代の将棋]
戦国時代の武将であった織田信長,徳川家康,豊臣秀頼らは,当時の将棋の上手(じようず)であった本因坊算砂や大橋宗桂らを召し出して指させるなど将棋への関心が高かった。徳川幕府が成立した直後に算砂や宗桂は囲碁,将棋の芸人として召しかかえられて,この部門は碁将棋所(ごしようぎどころ)とよばれた。算砂がその司に任ぜられたが,1612年(慶長17)に算砂,宗桂に家禄50石が支給された。…
※「碁将棋所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」