世界大百科事典(旧版)内の確定埋蔵量の言及
【埋蔵量】より
…埋蔵量は,その確実度によって,確定,推定,予想の3種類に分類されるが,その判定にあたっては,探鉱・探査を目的とした坑道,掘進,トレンチング,および坑内外からのボーリングなどの結果が参考にされる。要するに,地下に賦存する鉱床の容積と品位が,ある区画内において,確実にされた部分から算出された場合を確定埋蔵量というが,現実の開発の状況,あるいは地質鉱床学的に,現在の鉱床の範囲や容積,および品位の状況が,確実に連続性ありと認められた部分についても,場合によっては加算できる。これに対して,区画によって鉱床状況の確認はされていないが,容積や品位が十分に推定しうる部分の量を推定埋蔵量とする。…
※「確定埋蔵量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」