世界大百科事典(旧版)内の確定特異点の言及
【微分方程式】より
…ここにλjは複素定数で,φj(t)は領域0<|t-t0|<r(rはある正の数)で1価正則な関数である(例外的にはlog(t-t0)を含む項があらわれることもある)。φj(t)がt0でたかだか極しかもたないときt0を(8)の確定特異点,t0に真性特異点をもつときt0を(8)の不確定特異点という。t0が確定特異点のときには定数λjおよびφj(t)のt0におけるローラン展開の係数をすべて計算できる。…
※「確定特異点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」