世界大百科事典(旧版)内の確率測度の言及
【確率分布】より
…このようなF(x)があるとき,区間I=(a,b]に対して集合関数Φ(I)=F(b)-F(a)を定め,これを実数R上の測度にまで拡張したものをXの分布,または確率分布という。逆に,R上のΦ(R)=1である測度,すなわち確率測度が与えられると,分布関数F(x)=Φ((-∞,x])が一意的に対応し,それはある確率変数の分布関数となる。任意の分布関数F(x)はつねにF(x)=a1F1(x)+a2F2(x)+a3F3(x),a1,a2,a3≧0,a1+a2+a3=1と分解される。…
※「確率測度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」