世界大百科事典(旧版)内の磁器製るつぼの言及
【るつぼ(坩堝)】より
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[実験室用るつぼ]
実験室では,白色磁器製のものが最も普通に用いられるが,その他材質の違うものとしては,アランダム,コランダム,アルミナ,石英,黒鉛,白金,金,ニッケル,銅,鉄,骨灰などがある。磁器製るつぼで,最も標準的なものは通常内容量10mlないし100ml,釉(うわぐすり)つきのもので1050~1100℃程度,素焼のもので1300℃程度までの加熱に耐えるが,急熱,急冷に弱く,割れやすい。通常の重量分析その他に多く用いられる。…
※「磁器製るつぼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」