磁気圏境界面(読み)じきけんきょうかいめん

世界大百科事典(旧版)内の磁気圏境界面の言及

【磁気圏】より


[形状]
 磁気圏の形は太陽風の動圧nmPV2(nは陽子の数密度,mPは陽子の質量,Vは太陽風の速さ)と磁気圏磁場の圧力との平衡でほぼ決まっている。太陽風に面した部分の形は,ほぼ回転楕円体に近く,正午付近では地球中心から約11RE(REは地球半径6370km),朝側と夕方側では約13REの距離に磁気圏境界面magnetopauseがある。夜側はすい星の尾のように太陽風によって引き伸ばされている。…

※「磁気圏境界面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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