磁気掃海具(読み)じきそうかいぐ

世界大百科事典(旧版)内の磁気掃海具の言及

【掃海】より

…したがって磁気機雷や音響機雷のような感応機雷を掃海するためには,実際の艦船が発生するような船体磁気や航走音に類似した擬似信号を機雷に与えてやれば,必ず掃海できるはずである。感応掃海は,このように機雷の起爆原理にあわせた掃海法で,磁気機雷に対しては磁気掃海具が,また音響機雷に対しては音響掃海具がある。このうち磁気掃海具は,長さ数百mの浮上式の電線に電流を流し,その電流を変化させ,船体磁気に類似した磁気信号を発生するようになっている(図a)。…

※「磁気掃海具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android