世界大百科事典(旧版)内の礁原の言及
【サンゴ礁(珊瑚礁)】より
…この結果サンゴ礁は,エプロン礁apron reef,裾礁fringing reef,堡礁barrier reef,環礁atoll,卓礁table reef,離礁patch reefに大別される(図1)。各タイプの分類規準となる地形要素は礁湖の有無や深度,堤状をなす礁外縁が低潮位面にほぼ一致した平たん部すなわち礁原reef flatの連続性の程度,外洋側の礁斜面の基底部の深度および陸棚の幅に対する礁全体の幅の相対的な位置,このほかに中央島の有無などである。礁の分布の特徴は,堡礁と環礁が低緯度の海域に集中し,裾礁とエプロン礁,および卓礁は前者の周辺部の中緯度に集中する傾向を示していることである。…
※「礁原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」