《社会的闘争の機能》(読み)しゃかいてきとうそうのきのう

世界大百科事典(旧版)内の《社会的闘争の機能》の言及

【闘争】より

…かつては,それが人類の進歩に貢献するとか,国家の形成を促すとかいうように安易に考えられたこともある。ジンメルが《社会学》(1908)で示した社会学的闘争論を受け継いだコーザーLewis A.Coserは,たとえば〈外敵と闘う集団は内部の凝集性を高める〉というように,闘争がなんらかの条件のもとで,社会関係や集団あるいは社会の構造に安定性や弾力性や統合性を与えることもありうると考え,《社会的闘争の機能》(1956)で16の基本的な命題を掲げ,闘争の積極的な役割を評価している。【新 睦人】。…

※「《社会的闘争の機能》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む