社会静学(読み)しゃかいせいがく

世界大百科事典(旧版)内の社会静学の言及

【社会有機体説】より

…サン・シモンは社会を諸個人の単なる集合でなく一つの統合された生きた全体とみ,これを実証的に研究する社会生理学を提唱。その弟子コントは社会有機体l’organisme socialの語を創始し,生物と構成要素の細胞との類比によって社会を超個人的実在であると説き,社会の解剖学的・生理学的研究として社会静学,社会の成長の研究として社会動学を設けた。社会有機体説を論拠づけ国際的に普及させたのはスペンサーで,彼は生物も社会も無機体と異なり,時の経過につれて量が自然に増し,構造と機能とが分化・異質化しつつ,相互依存を強めて全体の統合が進むという共通点があることから〈社会は有機体であるA society is an organism〉と断定し,ダーウィン的な社会進化論を提起した。…

※「社会静学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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