祈念像(読み)きねんぞう

世界大百科事典(旧版)内の祈念像の言及

【ピエタ】より

…14世紀初頭にドイツで創出された新しい図像で,埋葬する前にわが子を抱きしめて最後の別れを告げる聖母を,説話の時間的・空間的関係から切り離して独立像に仕立てたもの。中世末期に出現したいわゆる〈アンダハツビルトAndachtsbild(祈念像)〉の一つで,個人が自己の魂の救済を願ってその前で祈ることを目的として作られた。ドイツでは〈フェスパービルトVesperbild(夕べの祈りの像)〉と呼ばれ,これは埋葬の祈りが聖金曜日の夕べにささげられることに由来する。…

※「祈念像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む