世界大百科事典(旧版)内の神殺の言及
【方位】より
…五行による四方と中央,八卦(はつか)による八方,十二支による十二方,八卦と十干の一部による二十四方が方位の基準である。八卦は,六朝時代の八将神では循環する方位となり,日本の陰陽道では牛頭(ごず)天王の八王子とされ,太歳(たいさい)神,大将軍,大陰(だいおん)神,歳刑(さいけい)神,歳破(さいは)神,歳殺(さいさつ)神,黄幡(おうばん)神,豹尾(ひようび)神をいい,この方位を神殺の凶方といって恐れた。金神(こんじん)も凶方で遊行するとされ,その方位への旅行や普請などを忌む。…
※「神殺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」