世界大百科事典(旧版)内の神祇官記の言及
【神名帳】より
…律令制下の官社2861社(3132座)の一覧表で,国郡別に社格(大社,小社)や中央の神祇官,地方の国衙から幣帛を受ける祭儀の種類などを記してある。こういう官社一覧表は律令国家の神祇行政の必要上早くから作られていたとみえ,奈良時代の史料に見える〈神祇官記〉などはそれに当たるものらしい。その後《弘仁式》巻七~巻十で初めて神名式として整理され,続く《貞観式》では巻三~巻五が神名式に充てられている。…
※「神祇官記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」