福島灯籠人形(読み)ふくしまとうろうにんぎょう

世界大百科事典(旧版)内の福島灯籠人形の言及

【灯籠人形】より

…操り灯籠ともいう。京都府亀岡市薭田野(ひえたの)町佐伯薭田野神社ほかの佐伯灯籠人形(8月14日夜),福岡県八女市福島八幡放生会の福島灯籠人形(9月22~24日),群馬県安中市中宿諏訪神社の中宿灯籠人形(不定期)などがあり,様式はそれぞれ別個である。佐伯灯籠人形は小型の舁き屋台で飾り人形(田遊(たあそび)を内容とする)の神灯籠5基と,操り芝居を演じる台灯籠1基からなり,ろうそく数本を台上に立てて照明とする。…

【八女[市]】より

…北部の丘陵一帯に筑紫君磐井(つくしのきみいわい)の墓といわれる岩戸山古墳や装飾古墳の乗馬(のりば)古墳など多数の古墳が分布する八女古墳群(史)がある。秋の彼岸中日の前後に公演される福島灯籠人形は,江戸期から伝承されてきた屋台操りの郷土芸能で,国の重要無形民俗文化財。福島城跡一帯は八女公園となっており,その一角には画家坂本繁二郎の銅像がたつ。…

※「福島灯籠人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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