私仏所(読み)しぶつしょ

世界大百科事典(旧版)内の私仏所の言及

【工房】より

…旺盛な官営事業所設営の背後で,民間の工房も存在した。768年(神護景雲2)ころと推定される《正倉院文書》に,〈漆部大夫私仏所〉と記載されているのが注目される。その私仏所の活動実態は明らかにし難いが,乾漆による造仏の工匠が民間工房を主宰していたと推測される。…

【東大寺造仏所】より

…初期には石山寺,香山薬師寺(現在の新薬師寺の前身),上山寺,後期には西大寺や唐招提寺の造像にも当たったことが,遺品からも察せられ,最末期には平安京の東寺,西寺も彼らの手になったと思われる。一方,その人手不足を補うために,まったく私的に設けられた私仏所も存在した。造仏所に正式に属する司工に対して,私仏所の仏工は里人とよばれ,その中の若い見習工には後に官営仏所に入るような者もいたが,逆に熟練工で官営仏所を辞した者が臨時に雇用される例もあった。…

※「私仏所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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