世界大百科事典(旧版)内の租税確定手続の言及
【申告納税】より
…租税の課税標準(課税物件を金額または数量で表した数値)および納付すべき税額を算定するには,課税の対象となる事実を認識することに始まって,租税法律に従って複雑な計算を要することが少なくない。このように,租税法律に定められた事実の存在によって抽象的に成立している納税義務について,税額を具体的に認識するための手続を租税確定手続と呼んでいる。もちろん,租税の中でも,課税標準や税額を容易に認識することができるものに関しては,納税義務の成立と同時に,なんら特別の手続を要することなく納付すべき税額が確定するとされる。…
※「租税確定手続」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」