移動性幼虫(読み)いどうせいようちゅう

世界大百科事典(旧版)内の移動性幼虫の言及

【オオハナノミ】より

…孵化(ふか)した三爪(さんそう)型幼虫(発達した胸脚をもち,つめが3本に見えるところから名付けられた。移動性幼虫ともいう)はハチの体表に付着して巣へ運ばれ,ハチの幼虫の体内に食い入り,肥大して体内寄生期の幼虫に変形する。寄生された幼虫が繭をつくると,表皮を食い破って体外に現れ,外部から体液を吸う体外摂食期幼虫となり,体液を吸いとった時点で蛹化(ようか),次いで成虫となる。…

※「移動性幼虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む