種子戦争(読み)しゅしせんそう

世界大百科事典(旧版)内の種子戦争の言及

【品種】より

…欧米においては,巨大な種子企業が種子を通じて農業生産の根幹をにぎる状態が生まれつつあり,日本でも野菜などの新品種についてはF1雑種の割合が急速に高まっている。種子(種苗)の重要性に着目する石油会社など大企業が,種子企業を買収・合併する例が世界的にふえており,新品種開発競争の激しさとも相まって〈種子戦争〉と呼ばれるほどである。 なお,UPOVをめぐっても先進国と発展途上国との間に不協和音が聞こえる。…

※「種子戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む