種民天(読み)しゅみんてん

世界大百科事典(旧版)内の種民天の言及

【種民】より

…中国,六朝・隋・唐の道教で,道士や一般信者のうち,とくに善行を積み,熱心に修行して,人の寿命をつかさどる天・地・水の三官の神々から不老長生を保証された選民をいう。彼らは,変化を免れない三界(さんがい)の上に超出し,神々の住む大羅天と三清天の下にある4種類の〈種民天〉という仙境にいて,そこには天地崩壊の災厄も及ばない。また〈真君の種民〉という言葉もあり,救世主の下での救済待望もうかがわれる。…

※「種民天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む