稲霊(読み)いなだま

世界大百科事典(旧版)内の稲霊の言及

【穀霊】より

…穀霊観念とこれに基づく儀礼・慣行は,程度の差はあれ,未開,文明を問わず,穀物栽培を生業とする諸民族に広く分布するが,典型的なものは稲作地帯に見られる。多くはイネの精霊・霊魂(稲霊・稲魂(いなだま))が,人間と同様に誕生(発芽),成長,成熟,死(枯死),再生の過程を繰り返すとの観念に基づいている。 タイでは,イネには穀母が宿っていて,それは人間と同様に〈クワンkhwan〉(魂)をもつと信じられている。…

※「稲霊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む