《空也誄》(読み)くうやるい

世界大百科事典(旧版)内の《空也誄》の言及

【空也】より

…民間布教僧として活動した空也は,みずからの経歴や思想について記述を残さなかったので,その生涯は不明の部分が多い。しかし,空也の活動は,同時代の文人貴族の注目する所となり,源為憲は《空也誄(るい)》を作ってその序に生涯の事跡を記し,慶滋保胤(よししげのやすたね)は《日本往生極楽記》の中に空也の伝を入れた。両書によると,空也は,すでに生存中から皇室の出であるという説があったが,みずからは父母のことをいわず,郷土を語らなかったという。…

※「《空也誄》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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