空胞変性(読み)くうほうへんせい

世界大百科事典(旧版)内の空胞変性の言及

【変性】より

…これは物理的障害を別にすれば,細胞にとって不利な化学反応によって起きた化学的レベルの損傷によって物質が蓄積されたために起こる。たとえば,自己融解性の酵素の作用で障害を受けた細胞内小器官を処理するための空胞ができたり(空胞変性),細菌毒素や種々の中毒物質で細胞内の代謝異常が起こって脂肪滴がたまったり,先天性酵素欠損のための代謝異常で物質の合成が途中までしか進まないため,あるいは逆に処理すべき物質が十分に分解されないまま細胞内に過剰にたまったりする。変性は,原則として可逆性変化であるが,ある一定の段階を越えると細胞を死に導く。…

※「空胞変性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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