世界大百科事典(旧版)内の空飛ぶフィンランド人の言及
【ヌルミ】より
…1920年の第7回アントワープ・オリンピック大会に初出場,1万mに31分45秒8で優勝して注目された。続く24年の第8回パリ大会では,1500mとその約1時間後のレースとなった5000m,さらにクロスカントリー(約1万m),3000mチームレースの4種目に優勝,〈走る人間機械〉〈鉄人〉〈空飛ぶフィンランド人〉のニックネームがつけられた。28年のアムステルダム大会を含め,通算3回のオリンピック大会で9個の金メダルを獲得,全競技生活にわたって28の世界記録を樹立し,フィンランドをして長距離王国たらしめる立役者となった。…
※「空飛ぶフィンランド人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」