竈銀(読み)かまどがね

世界大百科事典(旧版)内の竈銀の言及

【長崎[市]】より

…例えば1690年内町の一つである平戸町では,1箇所持ちの町人は平均銀1貫090匁の負担額に対し,2貫062匁の配当があった。この箇所銀(かしよがね)に対し,借屋人も少額ながら1世帯ごとに竈銀(かまどがね)の配分があり,この中から芥捨て賃,溜番賃などの公租を納めた。こうした貿易利銀は,外国側と内地商人との間に独占的に介在した,長崎奉行,町年寄管下の市法会所や長崎会所の関税的な取引収益によるもので,人口は1696年に最大の6万4523人に達し,その後は貿易の停滞を反映して1715年(正徳5)に4万1553人,71年(明和8)以降3万人をわずかに上下しながら維新を迎えた。…

※「竈銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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