立山曼荼羅(読み)たてやままんだら

世界大百科事典(旧版)内の立山曼荼羅の言及

【立山】より

…近世には岩峅寺が20余坊,芦峅寺が姥(うば)堂,閻魔(えんま)堂を中心として30余坊の宗教集落を形成し,主として前者は出開帳,後者は勧進という形態をとって信仰の流布につとめてきた。 芦峅寺の場合は全国的な規模で師檀関係を結び,冬季の檀那回りには,立山権現の護符のほか,立山リンドウ(胃腸薬),湯の草,熊の胆,山人蔘(やまにんじん)など各種の薬を土産としており,それが富山の薬売りの源流をなしたこと,また立山曼荼羅(まんだら)を持ち歩き絵解きを行い,立山地獄のようすや立山権現の霊験を説き聞かせている点は注目される。芦峅系の立山曼荼羅に強調されている姥堂,閻魔堂,そこで行われた布橋灌頂(ぬのはしかんぢよう)の行事は特筆されるべきものである。…

※「立山曼荼羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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