世界大百科事典(旧版)内の立木価格の言及
【地代】より
…耕境以内の土地では,耕境の生産物に対して,中心市場までの運搬費が少なくてすむ部分だけ,生産物当りに超過利潤が発生し,これが地代に転化して位置の差額地代第I形態が形成される。
[庭先価格,立木価格等と位置の差額地代]
庭先価格とは農家の庭先における農産物価格のことで,豊度差額地代の場合には絶対に現れてこない概念である。都市の中心市場における農産物の市場価格から,都市の中心市場までの農業生産物の運搬費を差し引いたものが,庭先価格または地方価格である。…
※「立木価格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」