竜造寺高房(読み)りゅうぞうじたかふさ

世界大百科事典(旧版)内の竜造寺高房の言及

【鍋島騒動】より

…江戸時代,佐賀藩成立をめぐる巷説。これを取り上げた物語に《肥前佐賀二尾実記》(発行年不明)や《嵯峨奥猫魔草紙(さがのおくねこまたぞうし)》(1854),歌舞伎狂言に《花埜嵯峨猫魔稿(はなのさがねこまたぞうし)》(1853年初演の予定であったが佐賀藩の抗議で中止)や《百猫伝手綱染分(ひやくみようでんたづなのそめわけ)》(1864初演)がある(猫騒動物)。《花埜嵯峨猫魔稿》の筋書は〈直島大領直繁が盲目の高山検校と囲碁で勝負を争い検校を殺害したので,検校の飼猫が後室嵯峨の方に化けて夜ごとに直繁を苦しめるが,忠臣伊東壮太が嵯峨の方の正体を見破り撃退する〉といった筋である。…

※「竜造寺高房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android