竜門四品(読み)りゅうもんしひん

世界大百科事典(旧版)内の竜門四品の言及

【書】より

…太和19年(495)の《牛橛(ぎゆうけつ)造像記》を紀年のあるものの最古とし,隋・唐のころまでを加えると,三千数百点にものぼる。このうち,とくに書のすぐれたものとして《始平公造像記》《楊大眼造像記》《魏霊蔵造像記》《孫秋生造像記》のいわゆる竜門四品があり,さらに十品,二十品,五十品,百品などと称して鑑賞されている(《竜門二十品》)。510年前後には,陝西省の石門に王遠の《石門頌》,山東省の雲峯山,天柱山,太基山などに鄭道昭(?‐516)の一連の磨崖が作られ,東西に雄を競うことになる。…

※「竜門四品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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